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資産こそ個人の実力をあらわす【お金持ちか浪費家か見分けます】

本記事では、「資産こそ人間としての実力」についてまとめました。

みなさんが想像される「お金持ち」のイメージって、ブランド品を身に付けて、高級な車に乗って、都会のタワーマンションに住んでいる人たちですか?

それは、間違いです。

お金持ちではなくただの「浪費家」です。

お金持ちになってたくさん豪遊できるようになれば幸せなのにと考えている人は、いますぐその考えを改めましょう。

例えば、年収1000万円で貯金0円の人だと、この人将来大丈夫なのと思いませんか?

逆に年収300万円なのに貯金1000万円あったら、この人は将来のことも考えていて堅実そうと思いませんか?

つまり人としての実力は、「資産」であると私は思います。

資産:預金、株・債権、不動産などの自分の財布にお金を運んできてくれるもの。

資産について大事なことは、4つあります。

  1. 節約
  2. 収入
  3. 投資
  4. 資産額

この4つを意識していくことで、自分が今後幸せに暮らしていける「資産」を築き上げていくための大事な材料になります。またそれを意識して行動できるかどうかで、「人間の実力」というのがわかります。

今回は、そんな「資産こそ人間の実力」についてお話ししていきます。

今後の人生の生き方について参考になりましたら幸いです。

それでは、いきましょう。

 

節約】毎月の生活費はいくらまで落とせて、幸せに暮らせるか

1.生活費に計画性がない人は、実力なし

あなたは、毎月いくらで生活していますか?

5万円、10万円、20万円、まさか50万円ですか?

生活費というのは、その人の人間性が見えます。

一人暮らししている人で、堅実に倹約してしっかり毎月貯金している人と、給料が入った瞬間に使って給料日前に金欠で貯金ゼロの人だったら、確実に前者のほうが計画性があって「人間としての実力」は上だと私は思います。

ここで知っておいてもらいたことは、

  • お金を使うこと→超簡単
  • 節約すること→大変

毎日お酒やたばこを吸って、外食して、ギャンブルして貯金がゼロという状態が続くと、いざというときに、本来欲しかったもの、経験したかったこと、急にお金が入用になったときとても後悔すると思います。

そうではなく、自分にとって本当に必要なもの・不要なものを選別して、生活していければいいだけの話です。

お酒・たばこは別になくても生きていけるじゃないですか、外食しなくても自炊すれば家でおいしいもの食べられるじゃないですか、ギャンブルにお金使うよりもっと使うべきところがあるんじゃないんですか。

それをわかっていて生活している人は、将来を加味して計画的に生きているということになります。

 

実力なしいまこの瞬間のみの小さな幸せ(浪費)を求め、将来性をなくす人

実力あり必要なもの・不要なものをきっちり選別して生活し、将来を軸に生きている人

自分が将来どのように生活したいのか考え直し、その過程でどのように生活し、お金はどの程度節約していけばいいのか決めます。そのように、生活していけば計画性が生まれますので「人間としての実力」が上がります。

 

2.節約してストレスを溜めている人は、実力なし

節約して支出を抑えることは、とても良いことです。しかし、よく無理に節約をしてストレスを溜め、断念してしまう人をよく耳にします。そういう人は、節約していても幸せに暮らせていないので「人間としての実力」は低いです。

節約をしていても、十分幸せに暮らしている人はいます。その人たちとの違いは、3つあります。

 

①目的がない

なぜ節約をしているのかというはっきりとした目的がないと、気持ちがどの方向に向いていいのかわからなくなるので、続きません。

例えば、生活防衛資金を貯めるため、投資の軍資金を確保するため、子供の学費を貯めておくためなど、なんでもいいので自分が何のためにいくら貯金したいのかをしっかり把握し、計画を立てて実行していくと続きやすいと思います。

目的をはっきりさせ、計画を立てる

 

②節約の仕方がへたくそ

節約初心者でなにも調べずいきなり節約を始めるとおそらくこまめに電気を消すだったり、食費を減らすために極端に貧しい食事に変えてみたりなど、効果が小さくてストレスが溜まりやすいことから始めてしまうと思います。

本来節約というのは、少ないお金でどれだけ幸せに暮らしていけるかで継続できるかが決まってきます。

つまり生活の質(QOL)を下げずにいかに節約できるかがカギになります。

例えば、

  • 格安simに乗り換え、通信費を下げる
  • 電力会社を乗り換え、電気代を下げる

上記のような節約は、乗り換えるだけで生活の質を下げずに圧倒的な節約ができます。しかも乗り換えてしまえば半永久的に節約していることになりますから、自動継続になります。

正しい節約・貯金の手順についてはこちらをご覧ください。

【基礎~上級】節約・貯金に大切な5つの手順

 

③ケチになろうとしている

ちょこちょこ電気を消したり、過度な節約食生活をすると、ストレスが溜まると述べました。これを続けていくと、「ケチ」になってしまう可能性があります。

ケチは、すべての支出に対してお金を惜しむ人のことを指します。ケチになると、周りの人まで巻き込んでストレスを溜めてしまいます。

ケチではなく、「倹約家」になりましょう。

倹約家は、自分にとって本当に必要なものは買い、不要なものは買いません。そうすることで、自分の最低限の欲望は満たせていますから、生活の質は下がりにくくなります。

支出のメリハリをつけることが大事です。

ケチと倹約家の違いについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

【お金の価値観】ケチと倹約家の違い

 

解決策

  1. 節約の手順を守る
  2. 自分がどれくらいまで生活費を落としても幸せに暮らせるかを把握する
  3. 継続して、節約している状態を当たり前にする

辛いものを続けるのは、辛いままです。せっかく節約するのであれば、楽しくできるようまずは自分を知って、適度に行うことをおすすめします。

 

【収入】毎月どれくらい収入・入金力があるか

1.収入

資産を増やしていくには、収入が必須です。収入が少なければ資産の貯めるスピードは遅くなりますし、収入が多ければ資産の貯まるスピードは早まります。

①市場価値

収入というのはその人自身の「価値」を表すのに適しています。

市場価値が高い:高度な資格・スキル・行動力を持っており、高年収の傾向

市場価値が低い:資格・スキルを持ち合わせなく、低年収の傾向

高度な資格やスキルを持っている人なら高収入になることができます。例えば医者や弁護士、いまどきだとプログラミングスキルはかなり重宝されています。

スキルや実力、行動力があれば、転職でも有利に働きベースアップも狙えます。またフリーランスとして独立し、自分の好きな働き方もできます。自分だけのビジネスを展開することだって可能です。

逆にスキル・実力がないと働き方、働く職種など制限されてしまい、本来したかったことなどできなくなってしまうこともあります。

 

②収入を上げる

まずは、どんなときでも収入を上げることを考えることが大切です。どうすれば自分の市場価値が上げられるのかにフォーカスしましょう。

現代の収入を上げる方法

  • 転職
  • 副業

スキル・実績を伸ばし、ベースアップの転職をすることです。いまの会社では安月給で使われているスキルも、他の会社からしたらもっとお金を出してでもほしい人材ということはあります。

まずは転職サイトから自分の市場価値を把握し、ほかでもっと収入が上げられるのであれば転職、市場価値がまだないのであればスキルアップ・資格習得し転職することをおすすめします。

 

または副業を始めて自分がもっているノウハウを活かし、自分だけの力で稼いでいくのもありです。本業と並行しながら少しづつ、勉強し、行動に移して実践する。そうすれば、本業+副業収入になりますので、トータルの収入は上がります。

まずはお金を稼ぎたいという気持ちよりかは、自分が持っている知識や経験、人の役に立つようなことから始めてみると良いです。

 

2.貯金・投資への入金力

次は、貯金・投資への入金力についてです。

どんなに収入が高くても、貯金・投資に回せる額が少なければ資産というのは増えません。手元に入ってくるお金から何割まわせるかによって、「実力」が分かれます。

貯蓄率を意識することで自分がいまどの位置にいるのかがわかります。

貯蓄率とは、貯金額 / 手取り収入 × 100(%)ものです。

【例】手取り収入:20万円 貯金額:2万円 貯蓄率:2/20×100=10%

【貯蓄率】 【レベル】
8~15% 平均的な家庭
25% 優良家計(ほぼ不可能)
60% 現在の私
80% 三菱サラリーマンさん(FIRE済)
90% 厚切りジェイソンさん(FIRE済)

貯蓄率を極限まで上げて、毎月最大限貯金・投資をすることで資産が貯まるスピードを上げられます。

節約→投資→節約→投資…これをいかに継続し、貯蓄率を上げられるかで、「人間としての実力」をアップさせられます。

詳しくはこちらをご覧ください。

貯蓄率を重視しよう【まずは貯蓄率10%から目指す】

 

【投資】本当に使うべきものにお金を使えているか

支出には3種類あります。

  • 浪費:自分の心を豊かにする支出、または無駄遣い
  • 消費:生きていくために必要な支出
  • 投資:将来お金を増やしてくれるための支出

ここで本来お金をかけなければいけない支出というのは、「投資」です。

しかし、日本人の多くは「投資は怖いもの、やってはいけないもの」として考えがちです。それゆえ、投資には一切手を出さず、消費・浪費にお金を使ってしまいます。

資産を増やす方法は、「投資」しかありません。投資ができていなければ、すでに「投資への実力」は皆無となります。

いかに浪費・消費を抑え、投資にまわせるかが重要になります。本当にお金を使うべきもの「投資」についてお話ししていきます。

1.自己投資に使おう

自己投資とは、自分の能力や人間性の成長のために費やす支出となります。

本などで教養を身に付けることにより、将来的に大きく稼げたときリターンとして戻ってきますから「投資」になります。学んだことを知識として蓄え、行動に移したり、発信などをする、「インプット→アウトプット」することにが大切です。インプットのみでは自己投資にはなりません。

自己投資は物事をなにか行うきっかけにもなりえます。私もYouTubeや本でお金について学んでいるうちに楽しくなってしまい、さまざまな節約法、投資、生き方について教養を身に付け、ブログで発信するようになりました。

 

自己投資の例

  • 読書
  • スキル習得
  • 資格勉強
  • 経験

まずは知識や経験を積み上げて、自分がやりたいことを見つけましょう。

 

2.投資をしよう

ここからは、本格的な投資になります。

株・債権・不動産などへの投資

資産とは、プラスのキャッシュフローを生むものだと述べました。

定期的に自分の労働以外の資産からの収入、いわゆる「不労所得」を増やしていくのが、この株・債権・不動産になります。お金を稼いで、できるだけ節約し、それでできた余剰金をこちらに投資していくことが、資産形成になります。

株・債権→配当・利子

不動産→家賃収入

 

生活費<資産収入

資産収入が生活費を上まることで、もう働く必要がなくなります。例えば、生活費10万円で過ごしていて、資産収入が11万円であれば、あとは自由に暮らしていけることになります。

つまり生活費を下げれば下るほど、必要となる資産の額も減ります。逆に生活費が多ければ多いとほど、必要となる資産額も跳ね上がります。

なので、「節約をしてできるだけ少ないお金で過ごす」と「収入を最大にして、投資する入金力も最大にする」ことが大切ということがわかります。

 

【必要資産額早見表】

株に400万円投資した場合、毎月1万円の配当金がもらえるとされています。

【毎月の生活費】 【必要資産額】
5万円 2,000万円
8万円 3,200万円
10万円 4,000万円
15万円 6,000万円
20万円 8,000万円
25万円 1億円

いかに支出を抑えることが大切か理解できたと思います。お金は使うのは、簡単です。ですが、不労所得として収入を得ようとすると、ものすごく貯めるハードルが上がってしまいます。

支出の把握→目標資産額を設定→ひたすら投資という流れを始めましょう。

 

生活への投資

生活への投資は、「時間の節約」になります。

毎日行っている単純な家事は、最新のハイテク家電ですべて自動化してしまいましょう。そうすることで、本来家事に充てるべき時間を、別のことをすることができます。

その間に自己投資や副業を行うことで、結果的にお金が生まれるということになります。

 

【ハイテク家電】

  • お掃除ロボット:自動で床掃除を行ってくれる
  • ドラム式洗濯機:洗濯から乾燥まで一括で行ってくれる
  • 食洗機:皿洗いを自動で行ってくれる

【家事の自動化】ルンバとミニマリストの相性抜群

 

【資産】資産からのキャッシュフローはいくらあるか

資産額が貯まってきてもすべて銀行預金にしていたら、増えませんし、配当も微々たるものになってしまいます。そういう場合は、「資産運用」としての実力が低いということになります。しっかりどこが自分にとって最適な投資先なのか判別しなければいけません。

 

資産運用で気にすべきポイント

  • 配当利回り
  • 運用利回り
  • リスク許容度

 

1.毎月の配当金

配当金狙いの投資を「インカムゲイン」と言います。

毎月の配当狙いの投資の場合、必要となる配当金の額(=生活費)と配当利回りを気にしなけばなりません。

配当金の額についてはさきほど述べました、「生活費<資産収入」を意識してください。

配当利回りに関しては、

リスクを取らず、安定した配当を得たい→ETFからの配当金(安定性があるが配当利回りが少し低い)

リスクを取って配当収入を増やしたい→個別の高配当株からの配当金(倒産リスクや衰退リスクがある)

 

【資産額と配当利回り】

縦軸:資産額  横軸:配当利回り

3% 4% 5% 6% 8% 10%
1,000万円 30万円 40万円 50万円 60万円 80万円 100万円
3,000万円 90万円 120万円 150万円 180万円 240万円 300万円
5,000万円 150万円 200万円 250万円 300万円 400万円 500万円
1億円 300万円 400万円 500万円 600万円 800万円 1,000万円

利回りが高くなればあるほど、必要な資産額というのは少なくて済みます。ですが、配当利回りが高すぎるものに関しては、減配リスクやトータルリターンが低い可能性があります。

 

米国ETF→配当利回り3~6%

米国高配当個別株→配当利回り3~11%

しっかり自分に合った配当利回りとリスク許容度が加味して、ポートフォリオを組んできましょう。

 

2.毎年増える資産額

配当金狙いではなく、株が成長することによって資産額を増やしていく投資を「キャピタルゲイン」と言います。

資産額からの収入はありませんが、複利の恩恵を大きく受けれるため、資産額が加速度的に増えていきます。配当金投資よりも早く資産を大きく膨らませることが可能です。

この場合、「運用利回り」を意識しなければなりません。運用利回りが高ければ高いほど、その分値動きが激しく暴落時には大きく資産額を落としてしまう可能性がでてきます。

適度な運用利回りは3~8%ぐらいかと思います。それ以上の場合は、しっかり自分のリスク許容度を計って投資することをおすすめします。

このキャピタルゲインの投資の場合、「積み立て投資」をすることをおすすめします。なぜなら、一括投資してしまうとそこから株価が下がってしまい資産額を大きいくマイナスにしてしまう可能性があります。積み立て投資ならドルコスト平均法により、株価が高いときも、低いときも投資することができるので平均的な株価で投資することができます。

長期投資」することも必須です。長期的に運用することにより複利の効果を最大限に受けることができます。しかもマイナスになるリスクも低くなっていきます。

 

【投資年数と運用利回り】

毎月5万円を積み立て投資した場合

縦軸:年数と投資元金  横軸:運用利回り

3% 5% 7% 8% 10%
5年:300万円 323万円 340万円 349万円 367万円 387万円
10年:600万円 699万円 776万円 665万円 915万円 1,024万円
15年:900万円 1,135万円 1.336万円 1,585万円 1,730万円 2,072万円
20年:1,200万円 1,642万円 2,055万円 2,605万円 2,945万円 3,797万円
30年:1,800万円 2,914万円 4,161万円 6,100万円 7,452万円 1億1,302万円

キャピタルゲイン狙いで資産運用する場合、長期的に行えば行うほど複利の力で資産が膨れ上がっているのがわかります。

また、利回りが1%違うだけでもリターンの大きさに差がついているのもわかります。ですが運用利回りを追い求めるすぎるとその分リスクも覚悟しなければなりません。

リスク許容度を加味して堅実にいくのか、アグレッシブに運用利回り高いもの運用するかは、自分でよく考える必要があります。極端に運用利回りが高いものは、詐欺の可能性がありますので注意しましょう。

リスクをとればその分早く資産形成をすることができますが、失敗する可能性もあります。そこの塩梅は、「資産運用の実力」が伴うものなのでしっかり理解し、運用していきましょう。

 

以上が、「資産こそ人間としての実力」についてでした。

資産がまだないという人は、まずは「知ること」から始めましょう。

生活費、収入、必要資産額、投資、運用利回り、リスク許容度など自分を知ってから始め、継続していきましょう。そうすれば、人間としての実力も必ずついてきます。

参考になりましたら幸いです。

Have a nice save!

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