本記事では、ダイエット・筋トレと節約・貯金の似た関係についてまとめたものです。
みなさんは、ダイエットに成功したことがあるでしょうか?
目標体重を決めて、どれくらいの期間で何キロ落としていくか、ストイックにやるのか適度にやるのか、いろいろな方法があります。
実は私はダイエット経験者です。私は大学4年生の冬、人生で一番太っていました。
というのも毎日毎日無意識のうち不規則な生活、暴飲暴食を繰り返しており、ふと1年ぶりぐらいに体重にのってみると、77kgありました。そのとき絶望したのをいまでも覚えています。
そのときから決心して、ダイエットを始めることにしました。
方法としては、糖質制限で炭水化物は一切食べない・カロリーを気にして基本1食600キロカロリー以下にする・お菓子とジュースなど禁止・適度な有酸素運動と筋トレを実施などです。
上記のことを徹底して行った結果、3ヶ月で体重65kgまで落とすことができました。-12kgです。
いまはダイエットは行っていませんが、節約・貯金には精を尽くしています。
ふと考えてみたときに、ダイエット・筋トレと節約・貯金ってやっていることほぼ変わらないなと感じました。
そこで今回は、「ダイエット・筋トレ=節約・貯金」について同じだと思うところ、似ている箇所などを詳しく解説していきたいと思います。
それではいきましょう。
【ダイエット=節約】
まずはダイエットと節約の関係についてです。
ダイエットとは、食事制限や運動などをしていき体重を落としていくことです。いわば減量です。
節約とは、普段の支出を見直して、余分な支出を制限やなくすことで、支出額を最低限に抑えることをいいます。
ダイエットする方法、節約する方法がそれぞれ似た関係もったものを4つ紹介していきます。
1. 食事制限=無駄遣いをしない
【ダイエット】
ダイエットを始めるとしたら、まずは食事制限から始まる人が多いと思います。
食事のバランスも考えずに、自分の好きな炭水化物や脂質を多く含む食べ物やジュース・お菓子などをお腹がすくたびに食べていたら、あっという間に太ります。
食事制限することで、食べる量を減らしたり、炭水化物や脂質を取ることを制限して、野菜やタンパク質メインの食事に切り替えることで、痩せます。
やることは、簡単でただ我慢できれば簡単に痩せることができ、早ければ数日で成果がでる方法です。
ダイエット:食事制限をすることによって、食べる量を減らしたり太りやすい食べ物を制限する
【節約】
節約を始まるとしたら、まず無駄遣いを減らすことから始める人が多いと思います。
普段毎日、ジュースやお菓子、タバコにお酒などを買っていたらあっとう間にお金なんていうのは失くなっています。気づきにくいですが小さいお金をちまちま使っていると、年間で換算したらとんでもない額になっているというのはざらです。
以前にも記事で書きましたが、1つ500円のタバコを毎日買っていたら年間18万円使っていることになりますし、毎日コーヒーやお菓子、お酒などを1,000円分買い続けたら年間36万円もの額になってしまいます。
そういった普段の無駄遣いというのを減らしたりなくしたりすることで、節約することができ、手元にお金を残せることができます。お金を使わないのですから、お金は貯めるという実に単純な方法です。
節約:無駄遣いを減らす・なくす
【共通点】
どちらも “普段の生活の無駄を制限・なくすこと” によって、簡単に成果を得られるという点が一致しています。生活を改め、規則正しい生活をしていくことがダイエット・節約を成功させるためには、大切だとわかります。
2. 運動=節約行動(見直し・乗り換え)
【ダイエット】
ダイエットで次に欠かせないのが、運動です。食事制限でなるべく脂肪がつきにくい食生活して、すでについている脂肪を落とすのが運動になります。
有酸素運動をすることによって脂肪を燃焼させ、無駄な脂肪をそぎ落としていきます。やはりこれも定期的な運動が必要です。毎日朝か夜にやることによって毎日脂肪が燃焼しますから、痩せて、太りにくくなります。
ここでもやはり継続することが重要です。やめてしまっては、また逆戻りになる可能性があります。
また、ハードにランニングをすれば燃焼する量も増えますので効果が早く得られます。しかし、いきなりやるとつらいので継続させるのが難しいかもしれません。
始めるのであれば、ウォーキングから始めて習慣にすることが大事です。ウォーキングでも脂肪燃焼効果は十分にありますから継続すれば痩せます。
ダイエット:運動することによって、無駄な脂肪を落とす
【節約】
運動は定期的に行うのが効果的だと言いました。節約でも同じことで、毎月支払っている支出を見直し乗り換えをすることによって、毎月支払う額を減らすということが効果的な節約です。
具体的には、保険であったり、通信費、電気代などが上げられます。
- 保険:毎月10,000円→解約・掛け捨てに乗り換え、毎月0~2,000円へ
- 通信費:毎月12,000円→格安simに乗り換え、毎月2,000円へ
- 電気代:毎月7,000円→電力会社を乗り換え、毎月5,000円へ
このように同等のサービスにも関わらず、値段が圧倒的に安いものに移ると効果の高い節約ができます。しかも、サービス自体はほぼ変わりませんので、生活の質(QOL)は下がりません。
しかもこの節約は、一度乗り換えしまえばあとは半永久的に安い料金で利用できますので、毎月の支出が自動的に削られます。
節約:同等のサービスで値段が安いものに乗り換え・見直しをすることによって、毎月の支出を削る
【共通点】
どちらも ”無駄なものを削る” という点が一致しています。運動は定期な運動をして無駄な脂肪を落とす、節約は見直し・乗り換えをすることによって毎月の無駄な支出を減らすということです。
どちらも毎月継続することで、効果が現れてきます。まずは、簡単なものから始めることをおすすめします。
3. カロリー管理=支出管理
【ダイエット】
食事制限・運動が大事と言いましたが、やはり数字で管理していくことも大事です。
カロリーという数字で管理することによって、自分が食べ過ぎているのか、痩せるためにはどのようなものをどれくらい食べればいいのかという目安がつけれます。
カロリーという数字で管理することによって、
- 自分の普段の食生活を知れる
- 量減らすのか食べ物を変えるのかなど、改善につながる
- 計画を立てられ、食生活やメニューを決められる
摂取するカロリーを普段より、平均より減らした食生活をしたら痩せます。ダイエットは、行動と管理することで成功させられると思いますので、しっかり数字で見える化し、徹底的な管理が大切です。
ダイエット:カロリー管理をすることで、食べている量を数字で見え、目安を決められる
【節約】
節約でも同様、数字で管理することは大切です。数字で見えることによって、どれくらい節約できたのか、あとどれくらい削ればいいのかという目安が見てわかります。
支出管理は節約する上で、重要です。普段の支出を数字見ることによって、
- 自分の支出を知れる
- どの支出を削って、改善していくべき明確にできる
- 計画を立てられ、予算内でやりくりする
これをやっているかいないかで、節約というのは大きく変わります。数字で見えないと結局自分がいまどれくらい使っていて、どれくらい節約できているいうのがわかりませんから、次のステップに進めません。
数字は事実をそのまま表すものですから、客観的にものごとを判断する材料です。
節約において支出管理は、絶対にやらなければいけないことです。すぐに始めることをおすすめします。
節約:支出管理をすることで、自分の支出を客観的に知れ、改善・抑制・計画の目安を計れる
【共通点】
どちらも ”数字で管理する” ということは、自分を客観的に見ることができます。自分を知ること・改善・計画と実行を繰り返していくことはダイエットと節約に限らず大切なことなので、ぜひやってみましょう。
4. 減量した数字がわかる
【ダイエット】
ダイエットの結果を知る方法は、体重が減ったかどうかです。つまり何kgマイナスにできたかということです。
結果を見るとなったらやはり数字をみるということになります。77kgから65kgになって−12kg減量できたという事実をリアルに実感できます。
ダイエット中は、毎日体重測定をすることが重要です。毎日測定することで、体重の推移、今日と昨日との差から改善することを決めたり、体重が落ちたことによる喜び、増えたことへの悲しみなどの感情から行動力が促進されたりするからです。
毎日体重測定をして記録する、これがダイエットを成功させるカギだと思います。
ダイエット:毎日体重測定を記録し、成果をみる
【節約】
節約も数字で節約できているか実感することが重要です。昨日は少額しかお金を使っていない、今月の支出は先月に比べて数万円安くできたなど、こちらも改善やモチベーションに繋がります。
支出の記録は毎日やることが重要です。お金を使う度に記録したり、寝る前に今日の分の支出を記録などして常にリアルな数字と向き合うことで反省したり活かせたりできます。
- 先々月の生活費:18万円
- 先月の生活費:15万円
- 今月の生活費:10万円
のように支出管理することで毎月少しずつ節約できているというリアルな実感ができます。
節約:毎日支出を記録し、成果をみる
【共通点】
両者も ”毎日数字を記録する”ということで、実感を味わい喜びや改善、モチベーションに繋がるという点が同じです。
やはり数字で記録することは、過去の道を知ること、その先の道を決める道筋になりますので、ダイエットでも節約でも数字の管理は徹底しましょう。
【筋トレ=貯金】
次に、筋トレと貯金の関係についてです。
筋トレは筋肉をつけるための行為で、貯金はお金を貯めるための行為です。
こちらの似た関係、4つをご紹介していきます。
1. 継続することで貯まる
【筋トレ】
筋トレというのは、筋肉に負荷をかけて破壊させ、回復するときに前の筋肉よりも強い筋肉を形成させる行為です。
筋トレは、ただ1日だけやっただけでは強い筋肉にはなりません。筋トレを毎日や定期的に行い、それを数年続けてやっと成果が出始めます。継続して筋トレすることによって、筋肉質で健康的な身体を手に入れられます。
筋トレ:定期的に続けて、筋肉を貯める
【貯金】
貯金も毎月の給料から一定額貯金、先取り貯金することから始まります。これも単純ですが、継続することでどんどん貯金というのは貯まっていきます。
1ヶ月だけ数万円貯金しても、毎月貯金しなければ増えることはありません。
貯金を何か月、何年、何十年続けて、やっと大きな成果が得られます。途中でやめてしまっては、中途半端な額にしかなりません。
貯金:毎月先取り貯金を長期的に続け、お金を貯める
【共通点】
どちらも “長期的に続ける“ことで大きい成果を得られるという点が一致しています。短期的では、成果を実感しにくいですし、途中でやめてしまっては中途半端に終わってしまいます。
何事においても継続することが大切です。
2. 同じことの繰り返し
【筋トレ】
筋トレは基本やることはずっと同じです。
ジムや自宅で筋トレ→プロテインやバランスの良い食事→筋トレ→プロテイン→筋トレ…
これの繰り返しです。筋肉を破壊し、強い筋肉に回復させ、また破壊させ、さらに強い筋肉へ。
単純で飽きやすいかもしれませんが、この方法が一番の近道です。繰り返し繰り返しやることによって、筋肉が徐々についてきます。
筋トレ:同じことをひたすら繰り返すことで筋肉がつく
【貯金】
貯金もやることは基本同じです。
給料→先取り貯金→給料→先取り貯金…
これの繰り返しです。毎月積み立てていくことで、最終的に大きい額のお金を得られるということです。
貯金:毎月繰り返し積み立てていくことで、貯金が貯まる
【共通点】
どちらも “繰り返し行い、貯めていく” という単純なことを行っていくだけで最終的に大きな成果を得られるという点が共通しています。単純ですが、飽きやすい、途中で欲が入り込んでくると中断してしまうこともあり、なかなかの難所というところも似ています。
3. 成果が見える
【筋トレ】
こちらもダイエットと同じで成果が見えます。それは、以前の身体を写真などで撮っておき今の身体と比べてみたり、以前はきつくてできなかった筋トレが簡単にできるようになっていると実感できます。久しぶりにあった人に、筋肉付いたねと言われることが一番うれしくて実感できると思います。
こちらは数字としてはわかりずらいですが、長期的に繰り返し行ってきた成果は必ず見てわかります。
筋トレ:継続した成果は、身体を見ればわかる
【貯金】
貯金の成果は、貯まっている貯金額です。数字なので実にシンプルで、いつでもどこでも確認することができます。
毎月どれくらい貯金できているのか、どれくらいのペースでできているのかなど、入出金履歴をみればすぐわかります。先月よりも多く貯金できた、こんなに貯金しているのに生活がきつくないというのも感じられると思います。
貯金:貯金の成果は、貯まった貯金額を見ればわかる
【共通点】
どちらも “成果はわかりやすい” という点が同じだと思いました。筋トレは身体、貯金が貯金額という明確な成果がありますし、確認もいつでもできます。
4. ストイックにやれば結果が早まる
【筋トレ】
筋トレとは負荷をかければかけるほど、さらに強い筋肉がついていきます。
適度にやればその分の筋肉がつき、ストイックにやればその分大きな筋肉が付きます。ストイック度合によって、筋肉がつくスピード・量が決まってきます。
毎日20分筋トレするのと、毎日1時間やるのとでは、1年後の体つきはぜんぜん違うと思います。まずは、自分がどのような体系レベルになりたいのかを決め、どれくらいのペースで、どれくらいの負荷に耐えられるのかを確かめて、行うことが最適です。
最初から負荷をかけすぎると辛くて続かないので注意が必要です。
筋トレ:ストイック度合いによって、筋肉がつくスピード・量が決まる
【貯金】
貯金もストイックに行うと貯まるスピードも量も上がります。毎月1万円貯金するのと毎月5万円貯金するのとでは、1年後、10年後貯まっていつ額は変わってきます。
【毎月の貯金額】 | 【1年後】 | 【10年後】 |
5,000円 | 60,000円 | 600,000円 |
10,000円 | 120,000円 | 1,200,000円 |
20,000円 | 240,000円 | 2,400,000円 |
30,000円 | 360,000円 | 3,600,000円 |
50,000円 | 600,000円 | 6,000,000円 |
80,000円 | 960,000円 | 9,600,000円 |
100,000円 | 1,200,000円 | 12,000,000円 |
150,000円 | 1,800,000円 | 18,000,000円 |
200,000円 | 2,400,000円 | 24,000,000円 |
こちらも自分が何年後にいくら貯めたいのかを決めて、自分は毎月どれくらいの貯金能力があるか把握してから始める必要があります。
いきなりストイックにやり始めると、ストレスが溜まって反発してしまう恐れがあるので、徐々に毎月の貯金額を増やしていくことをおすすめします。
貯金:毎月の貯金額によって、貯まるスピード・額が決まる
【共通点】
どちらも “ストイックにやれば、貯めるスピード・量が変わる” 点が一致しています。ストイックにやれば、その分早く目標までいけますが、辛すぎたりストレスが溜まったりなど断念しやすくなります。
まずは適度にやって、徐々に負荷を高めていくことをおすすめします。継続させることが大切です。
以上が、「ダイエット・筋トレ=節約・貯金」についてでした。
どちらも、努力・継続・習慣化することで大きな成果を得られます。また、継続させた期間、成果の大きさで、”自分の意志の強さ”というのも計れると思います。
まずは、やることから始めましょう。
参考になりましたら幸いです。
Have a nice save!