本記事では、投資から得られる3つのメリットについてまとめました。
私は、社会人1年目のとき節約と”貯金”はしっかり行っており、ただタンス貯金をし、どんどん貯まっていくのを眺めているだけでした。あるとき、YouTubeでたまたま「つみたてNISA」の解説動画を見ました。
そこで気づいたことが、
- 投資ってこんなに簡単なこと
- 時間をかければだれでも資産を増やせること
- 国を上げて、国民に投資をしてほしいこと
自分の中の投資のイメージが、覆りました。そしてさっそく楽天証券を開設し、つみたてNISAを始めました。
それからは、さまざまな投資方法、銘柄、投資で経済的自由を獲得した人たちがいることなど、知れば知るほど楽しくなりいまでは生きがいになっています。
そして投資を始めてから10ヶ月ぐらい経ち、投資をしていてよかったと思えたことがあります↓
【投資をして良かったと思う3つのこと】
・お金に関心をもつ
・節約が楽しめる
・夢や目標ができ、生き生きする知識を増えること、楽しめること、進むべき方向があると、生きてることを実感できる
— ゆうたまん@節約×投資×ミニマリストの力でFIRE (@Yuta_man1) July 25, 2020
- 投資を始める理由がわからない人
- 投資を始めて生き生きとした生活を送りたい人
1. お金の教養が身に付く
マネーリテラシーの向上
マネーリテラシー:お金に関する知識・理解度
「わからない用語があると調べる習慣が付き、自然とマネーリテラシーが向上」
日本人のマネーリテラシーは非常に低いです。私も投資を始める前は、マネーリテラシーなどほぼ皆無でした。投資を始めてからは知らない言葉たくさん出てきます。
株、債権、運用利回り、配当金、トータルリターン、インデックス、S&P500など
聞いたことがあっても、しっかりと仕組みや内容を理解していない、そもそも初耳という用語がたくさん出てきますので、そのたびに調べて理解するようになりました。また自然と本やYouTubeで知識を身に付けるというのが習慣になりました。
投資の用語以外の世間一般で使われているお金に関するリテラシーや仕組みも理解を深められました。
マネーリテラシーが向上すると世の中の仕組みが見えてきます。ざっくりとした情報しかなかったものが、明確になり今後の人生の計画を立てやすくしてくれます。
- 金利
- 単利と複利
- 年金
- 資産
- 負債
- 保険
上記の言葉は、聞いたことはあって内容もなんとなくわかっているという人が多いかもしれません。しかし、本当に仕組みから機能まで理解できている人は少ないと思います。
人いうのは、人生のたいはんの時間をお金を稼ぐために働いています。つまりお金とは常にとなり合わせで生きていかなけばならず、いざというとき分からないという状況になってしまいます。
分からないというのは、本当に危険です。分からないと、一から勉強しなおしたり、お金に関しての選択肢でミスをしてのちのち苦労したり、誰かに頼って騙させれるといったことになります。お金の知識があるかないかでは、今後の人生を左右します。
投資を始めると、調べる習慣が自然と付きます。なぜなら、大事な自分のお金を知らず知らずのうちに失くすことは嫌だからです。
「知らずにやらず、知った上でやる・やりながら知っていく」を心掛けましょう。
お金の守り方を知れる
「お金の教養を身に付けると、お金を使っていいものに対して良し悪しが判断しやすくなる」
お金をかけるべき価値があるもの、お金をかけてはいけないものが世の中にははびこっています。金利や手数料についても、ある程度相場が知れるようになると、世間一般に転がっている劣悪な罠にすぐに気づけるようになります。
- 新築・新車をローンで購入
- リボ払い
- 貯蓄型保険
- 大手三大キャリア(通信費)
- 銀行・証券会社での投資
お金の教養がない人たちから搾取するような罠は世の中たくさんあります。そこに使いさえしなければ、手元にお金が残り、本当に使えべきところにお金を使えます。
まずは、「相場を知る、ほかと比較する」とこれはおかしいと気づけるようになります。教養が身に付くと、罠にも引っかからなくなるのでおすすめです。
投資の仕組みと正しい資産運用の方法を知れる
「本当の投資は、積み立てて放置するだけ」
まず日本人は、2種類に分かれます。
- お金の教養がある→投資は素晴らしい、今後の人生をより良くしてくれる
- お金の教養がない人→投資はギャンブル、絶対にやらない
まだ後者の人のほうが圧倒的に多いと思います。
ここで本来みなさんに行ってほしい投資と、みなさんが勘違いしている投資の違いを明確にしていきます。
- インデックス投資
- 積み立て投資
- 長期投資
- ほんの少しの知識で十分
- 基本ほったらかし
- 15年以上続ければ、プラスになる
本当の資産形成のための投資というのは、毎月銀行預金にまわしていたお金を、インデックスの投資信託の積み立てに切り替えるだけなんです。
ネット証券とつみたてNISAを開設したら、毎月33,000円を米国インデックスの投資信託に積み立て設定して終わりなんです。あとは、毎月決まった日に自動で積み立てられます。それを何十年もほったらかしにしていると、最終的に莫大な資産を築けるという投資なんです。
- 短期トレードの投資
- まとまった軍資金が必要
- ものすごく勉強しなければいけない
- 常にパソコンに張り付いていないといけない
- 失敗しやすい
投資をギャンブルだと思っている人の原因は、投資をFXやデイトレードなどの9割の人が失敗するようなものを想像しているからです。本来、このような投資はギャンブルなのでやってはいけません。よっぽど才能がない限り成功しない投資です。
少し学べば、どのような投資を行えば資産形成ができるのかすぐわかります。ただ知ろうとせず、投資を拒絶している人は今後の人生後悔するかもしれませんので、注意しましょう。
2. 自分に合ったスマートな節約
節約をする目的が明確になる
「投資にまわすお金を増やすために、節約する」
利回り5%の投資銘柄に毎月一定額積み立ていったとき、元金、10年後、20年後の額を表したもの
毎月の投資額 | 元金(10年後:20年後) | 10年後 | 20年後 |
1万円 | 120万円:240万円 | 155万円 | 410万円 |
3万円 | 360万円:720万円 | 465万円 | 1230万円 |
5万円 | 600万円:1200万円 | 775万円 | 2055万円 |
10万円 | 1200万円:2400万円 | 1550万円 | 4110万円 |
15万円 | 1800万円:3600万円 | 2330万円 | 6165万円 |
20万円 | 2400万円:4800万円 | 3105万円 | 8220万円 |
投資について理解を深めると、毎月投資にまわす額が多ければ多いほど、資産の膨らみ方が大きく変わることがわかってきます。毎月1万円よりも3万円。3万円よりも5万円とより多く積み立ていくと10年、20年後には大きな差が生まれてしまいます。
- 投資をする理由を明確にする
- いつまでにどれくらいの資産が必要か明確にする
- 毎月いくら投資にまわしていけばいいか逆算する
- 収支から予算を決め、支出をコントロールしていく
何事においても、ゴールがわからないと進む方向・モチベーションが継続しません。ですので、まずは4つのステップを明確にすることによって、節約をする意味というのが見えてきます。
- 投資をする理由:FIREを達成するため
- いつまでにどれくらいの資産が必要か:30歳までに1,000万円、40歳までに4,000万円
- 毎月いくら投資にまわせばいいのか?:毎月10万円+ボーナス全額
- 支出をコントロール:毎月5~7万円以内で生活する
このように計画を見える化すると、自分がどのように行動していけばいいのかわかりやすくなります。こうすることで、モチベーションを保ちつつ、節約が継続しやすくなります。
自分にあった生活スタイルの確立
「自分がお金をかけたいと思うものには使い、不要なものへは一切使わない」
投資をしていると、お金に対してより真剣に向き合うようになります。ですので、お金をかけるべきものかけなくていいものの判別がつきやすくなり、メリハリのあるお金の使い方になります。投資をしている人は、セットで倹約家になる傾向があります。
- 価格ではなく、価値を見る
ブランド品っておしゃれですよね。けど、ブランド品ではなくてもおしゃれはできますよね?ブランド思考に陥るとただ高級品を持ち歩いていることにステータスを感じてしまい、散財する可能性があります。
値段ばかり気にしてお金を使っていると、満足できず無駄遣いになってしまいます。例えば、欲しいと思ったものをできるだけ安く買いたいと思い一番質の悪いものを買って後悔することだったり、逆に自分の生活レベルに合わない高級品を買って、金銭的に後悔することだってあります。
自分が本当に必要としているものを、自分の生活レベルに合わせて買うことが大切です。
- 生活レベルをどこまで下げれるか、試す
毎月20万円生活費に使っていた人が、いきなり10万円に下げるとかなり苦痛に感じます。ですので、毎月少しづつ生活費を下げていき、最終的にどのくらいの生活費なら無理なく暮らしていけるか試すことが大切です。
- 20万円:いつも通りの浪費をした生活
- 15万円:浪費はそのままで、固定費のみを下げた
- 12万円:浪費をやめた
- 10万円:自炊を始めて、変動費を見直した
- 8万円:変動費を見直しすぎて、苦痛に感じる
このようにどこの段階まで生活費を落とせるか段階的に試してみると、自分にあった生活スタイルが見えてきます。
3. 夢ができ、ポジティブになる
本当にやりたいことがわかる
「投資をすることで、将来自分がどうなりたいかわかる」
私は、投資を始めてからさまざまな人の投資と生活スタイルを知るようになりました。例えば、30歳でFIRE(経済的自立と早期退職)を実現した三菱サラリーマンさんですと、
三菱サラリーマンさんのスタイル 投資スタイル:連続増配・高配当株に投資、月20~30万円もの配当金(不労所得)
生活スタイル:生活レベルを下げた暮らし、会社に縛られず自由な暮らし
三菱サラリーマンのは、新卒入社からわずか7年半の30歳で、7,000万円もの資産を築き上げ、若いときの時間をより多く獲得しました。お金と時間の自由を手に入れました。
多くのサラリーマンですと、23歳~65歳までの40年間フルに働いても資産は頑張っても2,000万円程度だと思います。しかもその若い貴重な時間をほぼ仕事に奪われて、若いときにやりたいことができなかったというのもざらです。
ですので、投資を始めると将来的に自分がどういう生活をしたいのか、どういうことに挑戦していきたいのか明確になってきます。
資産が貯まれば、ポジティブになる
「お金は、精神安定剤」
借金をしていると
- 常に不安な気持ちになる
- お金のことしか考えなくなる
- 行動や挑戦をしなくなる
- 仕事を辞められない
やはりお金をたくさん持っていたほうが精神的に安定します。借金をしてる人や貯金がゼロで過ごしていると、今月どう生活していこうなど、マイナスな気持ちで常に不安に陥ってしまう可能性があります。またスキルアップや転職をする余裕もなくなってしまいますので、変に仕事を辞められなくなってしまいます。
資産が増えれば増えるほど
- 精神的に楽になる
- お金の心配をしなくなる
- 選択肢が増える
- 行動や挑戦しやすくなる
- 自分の好きなように過ごせる
資産が、1,000万、2,000万円と貯まっていくと、いざというとき仕事を辞められたり、仕事を変えられたり、起業したり、ゆっくり過ごすなどあらゆる選択肢を選べるようになり、精神的に楽になります。不安が消えると人は、ポジティブになり、さらに物事がうまくいくようになっていきます。
過去に、「貯金をして心を穏やかにしよう」という記事を書きましたのでよかったらご覧ください。
以上が、「投資から得られる3つメリット」についてでした。
投資をする前の私は、趣味も目標もなく、ただ仕事→スマホゲーム→飯→寝る→仕事…を繰り返し、刺激もなく無駄に生きているなと感じる日々でした。投資と出会ってからは、今後の生き方についてより考え、目標も立てられるようになり生き生きと過ごせています。
投資をすると人生の選択肢を増やすことができますので、ぜひみなさんもやってみてください。
参考になりましたら幸いです。
Have a nice save!