本記事では、米国ETFである【YYY】アンプリファイ・ハイ・インカムETFについてまとめたものです。
YYYは毎月配当・超高配当とインカムゲインを得るには魅力的なETFといえます。
今回は、楽天証券やSBI証券で買える【YYY】アンプリファイ・ハイ・インカムETFの中身を詳しく解説していきます。
【YYY】アンプリファイ・ハイ・インカムETFの概要
YYYは2012年6月に設定された主にハイイードル債やジャンク債、一部高配当の株式で構成された米国のETFです。
ハイイードル債・ジャンク債とは、信用格付けがBB以下の低い債券のことで、利回りが高いという特徴があります。
YYYの基本情報は下記になります。
ステッカー | YYY |
名称 | アンプリファイ・ハイ・インカムETF (イールドシェアーズ・ハイ・インカムETF) |
上場 | NYSE |
純資産総額 | 469億円 |
配当利回り | 8~9% |
配当月 | 毎月 |
経費率 | 2.45% |
【YYY】アンプリファイ・ハイ・インカムETFの特徴
- 配当利回り8~9%と高め
- 多くの銘柄・国に分散されている
- 経費率2.45%と高め
- 配当は減少傾向
- 株価は下降傾向
YYYの構成銘柄
YYYの内訳としては、債券74%、株式26%の29銘柄で構成されています。米国7割、それ以外にイギリス、カナダ、メキシコ、ブラジルなどの他国にも分散されています。
組み入れ上位TOP10は下記に示します。
銘柄 | 割合 |
HIO | 4.84% |
ISD | 4.54% |
USA | 4.5% |
AOD | 4.46% |
EMD | 4.44% |
GHY | 4.42% |
EVV | 4.32% |
GDV | 4.26% |
EFR | 4.13% |
VTA | 4.09% |
YYYの配当推移
配当推移を見てみると、特別配当を除くと2015年1月~2017年1月まで1株当たりの配当は0.16ドルで、それ以降は減配となりずっと0.13ドルを維持しています。
徐々に減配をしていますが、安定した高配当を得られる銘柄ではあります。
YYYの株価
株価を長期で見てみると右肩下がりです。株価のみでみてみると、過去5年間のパフォーマンスは-20%と悲観的に感じます。
しかし、ETFの中では配当利回りがずば抜けて高いためほかにない特徴的な銘柄です。
「米国ETF YYY」への投資はありか?
個人的には、YYYへの投資はおすすめしずらいです。
ETFの中では配当利回りが高いので魅力的に感じますが、減配傾向・株価下降傾向・高い経費率と長期的にみるとリスクがあるのではないかと感じます。
資産の一部で高いインカムゲインを得たいということで、YYYを組み入れるのはありかもしれません。
まとめ
- YYYはハイイードル債やジャンク債など構成された米国ETF
- 配当利回り8~9%
- 減配傾向、株価下降傾向
- 経費率がトータルで2.45%
- SBI証券、楽天証券で購入可能
以上が、米国ETFである【YYY】アンプリファイ・ハイ・インカムETFについてでした。参考にしていただければ幸いです。
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