本記事では、ネットの自動車保険の魅力についてまとめたものです。
最近は車離れという言葉があるぐらい車に乗る人が減っているそうです。都会の人は、公共交通機関が豊富ですから車を持つ必要性はほぼないですが、地方に住んでいる人にとって車は生活必需品です。
しかし、「車を持つ=お金がかかる」というのは多くの人が感じていることだと思います。
ガソリン代、駐車場料金、自動車税、自賠責保険、車検、任意保険などなど、人にもよりますが年間20万円以上はかかるでしょう。
つまり1ヶ月は車のために働いているということになります。
車が必要な人にとっては仕方がない支出かもしれませんが、なるべく維持費を節約したいと思っているはずです。
そこで今回は、自動車の任意保険を安く済ませる方法についてお話していきたいと思います。
- 自動車保険を安く済ませたい人
目次
1.ネット保険で安く済ませよう
【私の去年と今年の自動車保険】
去年の自動車保険料
私は去年初めて自動車を買いました。中古です。
買うまで運転はほぼしたことなかったので、運転することに対してとても不安でした。
自動車保険についてもまったくわからない状態でしたので、車を買ったお店が代理店のため言われるがままそこの任意保険加入しました。
その値段なんと、25万円(1年間)
初めて加入するということ、等級が低いといことで、こんなものなのかと思い現金一括で支払い貯金をすべて使い果たしました。
今年の自動車保険料
そして特に事故を起こすことなく月日が経ち、満期のお知らせがやってきました。
おすすめのプランで16~22万円のものがずらりと書いてあり、今年も大金を払わなければいけないのかと思い落ち込んでいました。しかし、YouTubeでネット保険で見直しという動画を見て、さまざまなネット保険で見積もりをとってみることにしました。
すると、7~9万円で済むことがわかりました。
そこで私が今年申し込んだのは、「チューリッヒ スーパー自動車保険」です。
値段はなんと、68,420円(1年間)
圧倒的安さでした。ネットならではの安さ、さまざまな割引が適用、不要な機能はばっさり外したためこの価格になったのだと思います。
【ネット保険の安い理由】
① 代理店手数料や人件費がかからない
本来保険に加入する場合、お店に行って代理店を通して加入するものです。すると、代理店を通すことによりその保険料の何割かが代理店に入ります。代理店手数料といい、その分保険料が高くなります。
さらに申し込み書に記入してそれを保険会社に送り、それを保険会社の人が受理してと、人件費や会社の事業運営に必要な経費がかさましされます。
ネット保険だと代理店を通すことがないので、代理店手数料が取られません。ネットでの申し込みですので、保険会社は最小限の人件費・経費で済ませることができ、安価な保険料で提供できるということです。
まさに現代のネット社会で生まれた節約術です。簡単に好きなタイミング、さまざま保険会社と比較することも容易ですので、メリット豊富です。
② ネット割引が豊富
- ネット割引:10,000~20,000円
- e証券割引:500円
- 早期契約割引(早割):500円
- 紹介割引:最大2,500円
ネット保険ですとさまざまな割引制度を活用することができます。
そもそもネットで申し込むだけで、1~2万円も割引されるのは大きいです。さらに細かいものですと、保険の証券も紙で発行せずデータ化することで、e証券割引が適用。45日前までに翌年の分を早期に申し込むと安くなる早割もあります。
これらを駆使していくことで、圧倒的安さで保険料を済ませられます。
【おすすめのネット自動車保険】
- チューリッヒ スーパー自動車保険
https://www.zurich.co.jp/myzurich/bridge.servlet?TaskAgentAutoBridgePage=y&agencyCode=40275&template_id=100002
- ソニー損保
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/quote/
- セゾン大人の自動車保険
https://www.ins-saison.co.jp/saficpws/estimation/estimate.do
- セコム安心マイカー保険
https://www.secom-sonpo.co.jp/anshinmycar/
ほかにもさまざまなネット自動車保険がありますので、まずは見積もりとってみて自分に合ったものを選びましょう。
2.運転者限定を理解しよう
① 運転者限定条件
【保険料】 | 【限定タイプ】 | 【運転できる人】 |
高い | 運転者限定なし | だれでも運転可能 |
↑ | 家族限定 | 本人、同居している家族、別居している未婚の子 |
↓ | 夫婦限定 | 本人、配偶者 |
低い | 本人限定 | 本人 |
普段の運転が自分しかしないのであれば、本人限定にすると保険料が安くなります。しかしもしものときに本人以外が運転して事故を起こしてしまうと保険適用外になってしますので、注意が必要です。
自分の車に乗るであろう人のことを考えて条件を選びましょう。
② 年齢制限条件
【保険料】 | 【年齢条件】 | 【運転できる人】 |
高い | 制限なし | 18歳以上の人だれでも |
↑ | 21歳以上 | 21歳以上の本人・配偶者・同居家族+18歳以上の家族以外の人 |
↑ | 26歳以上 | 26歳以上の本人・配偶者・同居家族+18歳以上の家族以外の人 |
↓ | 30歳以上 | 30歳以上の本人・配偶者・同居家族+18歳以上の家族以外の人 |
低い | 35歳以上 | 35歳以上の本人・配偶者・同居家族+18歳以上の家族以外の人 |
みなさんがよく勘違いしていることがあり、絶対に理解していないとハマる罠があります。それは、
よく年下の知人や友人も乗るからといってわざわざ年齢条件を落として契約しているのは、無駄に保険料を支払っているということです。
このことをしっかり理解したうえで、家族で車を運転する人の一番下の年齢に合わせて契約するのが一番いい方法だと思います。ですので、この点をしっかり見直し無駄なお金を払わないようにしましょう。
3.車両保険はいらない
私は、初めて自動車保険に入ったとき、運転が不慣れということ、お金の面で不安もありましたから、車両保険に入っていました。
しかし、車両保険に入ることによって保険料が倍以上になるということを知りました。
チューリッヒの見積もりでも、
- 車両保険なし:68,000円
- 車両保険あり:125,000円
圧倒的に値段が上がります。
【車両保険で知っておかなければならない事実】
① 車の本体価値は、毎年20%づつ減少
当たり前のことですが、物というのは年が経つにつれて価値が減少していきます。
つまり5年以上経っている車を車両保険をつけて契約していても実際に事故にあって破損してもまともな保険料を出してもらえないということです。つまり、車両保険をつけるだけ無駄ということになります。
② 車両保険を利用すると、翌年以降の保険料が上がる
つまり、修理費用を後払いしているだけになります。
なら車両保険に入らず、その浮いた分を毎年貯金しておいてもしものとき用に準備しておいたほうが、手元にお金を残せますの賢明です。
車両保険に毎年入っていて膨大な保険料を取られ続けていくと「保険貧乏」になってしまいます。車を所有して運転するのであれば、まずある程度の貯金をもってからにしておけばいいのです。
そうすれば不要な保険機能をつけず、最低限の保険料で済ませることができます。
あと弁護士特約はつけておくと良いです。
4.安全運転でさらに安く
さんざん保険料の話をしてきましたが、結局のところ普段から安全に運転して事故を起こさないことこそが最大の節約になります。
【安全運転を続けて無事故で得られるメリット】
① 等級アップで毎年保険料が安くなる
事故を起こして保険を使うと、等級が下がり翌年以降の保険料が高くなります。
逆をいえば、事故を起こさず保険を使わなければ、等級が上がり保険料が安くなります。
② ゴールド免許で保険料を安く
ゴールド免許ですと5年間は無事故無違反ですので、「この人は安全に運転してくれる人」ということで信用を証明できるので、保険料が安くなります。
私は、22歳で免許を取得したのでいまのところ無事故無違反ですが、ブルーの免許です。あと、3年間無事故無違反でやっとゴールド免許になります。
私が推奨したいのは、免許は18歳になってからすぐに取得しておくべきと思いました。なぜなら、18歳に取得した場合、5年後というのは23歳とちょうど社会人になるからです。
学生で自分の車を持つ人は少ないと思いますが、社会人になってから一人暮らしを始めたり、地方に飛ばされ車が急遽必要になることがあるからです。
ですので、早めに免許を取得しておけば、若いうちからゴールド免許になれ、自動車保険を安く済ませることができます。
③ 不幸にならない
事故を起こすというのは、不幸になります。
お金、時間を失い、へたをしたら他人の命を奪うことにもなり、精神面、今後の人生を大きく狂わせてしまう可能性があります。
普段から安全確認を徹底し、危ないときには細心の注意を払い運転することで事故を起こす可能性を大幅に減らすことができます。そういった当たり前のことをしっかりやっているだけで、お金や時間、人生を有意義に過ごすことができます。
車は便利なものです。安全に運転して、お金も時間も無駄遣いしないようにしていきましょう。
以上、参考になりました幸いです。
Have a nice save!