本記事は、2020年9月に受け取って配当金についてお伝えします。
今年はコロナショックにより高配当株を狙いにいくと立て続けに減配が起こり、改めて投資って難しいのだと痛感しております。減配をもろに受けてしまいましたが、引き続き株を売らず買いまして行こうと思います。
【配当金合計】
配当金合計:$21.5
日本円:2,257円($1=105円換算)
【配当金詳細】
SPYD / SPDRポートフォリオS&P500高配当ETF
持ち株:70株
配当金:$13.25 1,391円
SPYDは、S&P500銘柄の中の高配当の上位80銘柄を詰め合わせたETFです。高配当故に経済影響をもろに受けやすく、株価、配当の減配リスクが懸念される銘柄です。
まさに今年の9月の配当が、前年度9月と比べて41.1%の大幅減配となってしまいました。
【1株あたりの配当】 | 2019年 | 2020年 | 同期比 |
6月 | $0.4620 | $0.3657 | -20.8% |
9月 | $0.4477 | $0.2636 | -41.1% |
6%近くまであった配当利回りも直近の株価で換算すると、3.6%ほどまで下がってしまいました。それを受け、$30近くまであった株価も$27.5まで下落しました。
株価的に買い時と思いますが、配当利回りが高いことで魅力的だったSPYDもここまで減配されると、買いますか、それともVYMや減配がなかったHDVの買い付けをしていくか悩ましいところになってきそうです。
PFF / iシェアーズ 優先株式&インカム証券ETF
持ち株:50株
配当金:$5.76 605円
PFFは、米国の優先株式で構成されたETFです。特徴として、
- 配当利回り:4.9%
- 配当月:毎月(年12回)
- 組入銘柄数:298銘柄
- 株価:平常時は安定
【優先株式】とは、株主としての議決権をなくす代わりに優先的配当を受けることができる株式です。普通よりも多く配当をもらえるということです。日本では、「伊藤園」が唯一優先株式を発行していますが、米国では数多くの企業が優先株式を発行しています。
インカム目的の投資家にとってPFFはとても魅力的なETFと言えます。私は、PFFの買い付けはストップしてさらに高配当の個別株の買い付けをするようシフトしました。またPFFを買い増すかは今のところ未定です。
BP / BP
持ち株:10株
配当金:$2.49 261円
BPは、イギリスの石油メジャーのひとつです。7月時点で配当利回りが「10%」近くある高配当から、試しに買って見た途端大幅減配となってしまった銘柄です。
BPの4~6月の第2四半期の決済でー66億8千万ドルの赤字になってしまい、1株あたりの配当が$0.625→$0.315とー48.8%の減配となってしまいました。理由としては、コロナショックによる原油安と、シェールオイルによる原油生産増によるものだと思います。
同じ石油メジャーであるロイヤル・ダッチ・シェル(RDS)も今年の4月に80年ぶりに減配しました。アメリカの石油メジャーであるエクソン・モービル(XOM)も10%近い配当利回りかつ連増配銘柄で非常に魅力的な銘柄ではありますが、減配リスクがありますので石油銘柄を購入する際は慎重に検討しましょう。
以上が、2020年9月に受け取った配当金についてでした。参考になれば幸いです。
Have a nice save!